CORD:A 「月に吼めるもの」

2007.04.23 (Mon)
そいつか。ここに俺を誘い込み、
魚が食らいつく2つの要素をその者産んだ事もわかっている。

「名を問う」まるで、中高年の苦労人だ。肥えた腹は許容範囲を超えている。
しかしだ、その前提は誰もがわかる。眼を凝らす必要もなかった。
周囲を取り囲む、大きな黒き月、それと無数の血痕が空間を覆う。


…ー次元領域ー………長門、お前の本は今も手元にあるから、確認も出来る。

梟愼の暗示、古泉の憂鬱、ハルヒの豹変、アスナの覚醒、植木の復活、
ナルトの解放、シンジの心境。ーーー……………きっと、そうなんだ。


全員がもう、わかっていた。この時が始まるのは、
…銀の鍵がー天蓋の領域への扉を開き、ダンテにXIIIの燭台を与え…


…ー私との出会、無駄にするでないー…

言わずともわかるんだ。

「知っている。だからこそ、」聞きたい事がある。


…ーならば、この堕落の魔王の残骸に、屈せぬ仮面を被るのだ!ー…


「もうやめよう」もう、そんな、悲痛な姿は、もう、

「耐えられない。仮面なんか要らない」

須波…綾波、雁崎…本屋、うちは、そして、


…長門。


…ーこんな姿を見せたくなかったー…


うん、もういい、もういいんだ。もう、もうもうもう…


ーお前を拒んだりしない。逃げない。


「シンジ…今、お前の経験、俺に託してくれ!」


来た。それは名を叫ぶ者よりくる「もの」。


月が輝きを取り戻し、悪魔に食われ、混沌は癒されていく。
つまり、この世界の終わりである。


「………このために、エウアシリーズが必要だったんだな」

…景三、渚、古泉。今、お前らが残したお面…それをさ。


「………………………………ー……」

ノイズが消えた。その言葉を発するなら、今しかない。


さよならだ。


「…デモンズゲート、開門」


…認証コードは?
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